議事録をわかりやすく作成する!【助詞の使い方】

議事録をわかりやすく作成する!【助詞の使い方】

前回は3つのポイントを話しました。①発言内容を補足して第3者に趣旨や背景を理解しやすいようにする、②冗長な言葉は、一言で表す、③文末が同一の動詞は、複数の主語にして、一文にまとめる、でした。今回は、議事録をブラッシュアップするために、助詞「が」「は」「の」に焦点を当てた、ポイントをご紹介します。助詞を正しく使おう!助詞「が」の使い方に気を付けたいですね。「が」には以下4とおりの使途があります。①主語を表す「が」例1) チューリップの花が咲いている。例2)バッタが飛んでいる。②排除的な事象を示す「が」例1)私が毎朝お風呂を掃除している。③何かの対象を表す「が」例1)私は英語が好きです。④新しい事象を提示する例1) 急に私の視界に彼が現れた。冒頭文には、助詞「は」を2回以上、連続して使わないようにしよう!例1)「仕掛品の棚卸方法は、一般棚卸同様、現物確認や帳簿照合は行うものの、仕掛品に紐づく個々の部品確認等は行わないため、棚卸差異は生じない」「は」が連続して使われているため、主語がどちらかわからずによみにくい。そこで、次のように直してみましょう。「仕掛品の棚卸方法では、一般棚卸同様、現物確認や帳簿照合を行うものの、仕掛品に紐づく個々の部品確認等は行わないため、棚卸差異は生じない」例2)「IFRS適用後は、のれんの評価は国内会計基準と比較してより厳しく評価される。」やはり、読みにくいですね。「IFRSに基づくのれんの評価は、国内会計基準と比較して厳しくなる。」この文で気を付けるべきは、2点。1点目は、「は」の主語をひとつにする。2点目は、下線「評価」の言葉を、まとめることです。助詞「の」の乱用は気を付けよう!一文に用いる助詞「の」は、2回までにしよう。これは読みにくくなるからです。3回以上の「の」が含まれる場合、どこかに改善すべき点があります。例えば、以下の文をみてみましょう。例1)「IFRSでは、減損の兆候の把握などの手続きをとおして、買収時の企業価値が維持されているか、減損の必要性の有無を判断する。」すごい「の」数を乱用していますね。「IFRSでは、減損の兆候を把握するため、買収時の企業価値が維持されているかを判断する。減損の兆候が認められた場合、本買収案件に関しては、多額の損失が発生する可能性が高い。」この事例でもお分かりいただけるように、過剰に助詞「の」を用いることにより、冗長な文章が構成されている可能性が非常に高いので注意してください。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37222728