国内最古級のパイプオルガン 修理始まる

国内最古級のパイプオルガン 修理始まる

2020年8月4日 15時22分新潟市の教会にある、国内で最も古い部類に属するとみられるパイプオルガンの解体・修理作業が進められています。新潟市中央区にある新潟カトリック教会のパイプオルガンは、1929(昭和4)年にドイツから取り寄せられたもので、国内で最も古い部類に属するとみられています。3日は、まず解体前に音の出方や強さを確認し、パイプオルガンのおよそ320本のパイプを1時間ほどかけて1本1本取り外しました。その後、ブラシなどを使ってオルガン内のほこりやゴミを取り除き、丁寧に掃除していました。このパイプオルガンは鍵盤をたたくと空気が送り込まれ音を出すタイプで、解体してメンテナンスを行うのはおよそ30年ぶりということで、1週間ほどかけて掃除や修理などを行います。解体作業を行う中里威さんは「メンテナンスすれば長く使えるし、弾けば弾くほどよくなると思うので、みんなで大事に使っていただきたい」と話していました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37298339