カラマーゾフの兄弟② / 44A

カラマーゾフの兄弟②  /    44A

こんにちは、カラマーゾフの兄弟第二巻です。それで思ったのは進撃の巨人に似てるなって思って今回の動画にしたんですが、何が似てるのかってのはそのそれぞれの個人の歴史の深さかもしれませんし、その全体を包み込む暗さであるのかもしれません。内容は全然違いますが、カラマーゾフの兄弟でも無神論者の兄が語った話に、人間なんて将来はお互いがお互いを喰い合うんじゃないかとありましたが、進撃の巨人ではまさに進化した人間が巨人になり人を食べていますし、もしかしたらこの話は現代人の挙句の果ての話をしてるんではないかと思いますよ。私なんかは仏教徒ですが、キリスト教もキリストがいた当時は純粋なキリスト教ですが、日を追うごとに南米や東南アジアの略奪の名目にもつかわれましたし十字軍とかもありますし、ドストエフスキーについても宗教の在り方について考えたんじゃないかと思います。無神論や秘密結社のフリーメイソンもありますが、それはあくまでカトリックへの反発で出来たものなので、もっと純粋な回帰をドストエフスキーは求めていたのかもしれません。それがロシア正教なのかは不明ですが、ドストエフスキーが40歳くらいの時にロシアの奴隷解放というのもありましたし、考えるきっかけにもなってるんでしょうね、マルクスやニーチェとも同時代の人物ですし、1800年代のこれまでのありかたについて批判しているのもあるんでしょう。深いですカラマーゾフの兄弟それでは第三巻はいかに

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37502353