大戸屋「買収劇」の真相

大戸屋「買収劇」の真相

新型コロナをきっかけに、ニッポン企業に「大再編」の波が押し寄せている。とりわけ、人の移動が制限された影響を大きく受けた外食業界。廃業、淘汰の動きが拡大している。これまでの店舗営業のスタイルからの業態変更など、危機下の中で様々な取り組みが行われてきた。コロナ拡大から半年。ここに来て、資本力や、新たな「戦略」を持つ企業たちが、「買収」に打って出るケースも目立ってきた。【大戸屋VSコロワイドの真相 独自取材!外食初...「敵対的買収」の裏側】居酒屋・焼肉・回転寿司など、様々な外食業態を運営する外食チェーン大手のコロワイド。大株主でもあった、定食チェーン・大戸屋の「改革」に関わる意志を表明。大戸屋は、店内での「手作り定食」にこだわり一定のファンもいた。だが、コロナ感染拡大前から人件費や材料費など、高コスト構造の改革が進まず、赤字に陥っていた。これに対し、コロワイドは自社の「セントラルキッチン」を活用すれば、コストをかけずに大戸屋の定食は美味しく、リーズナブルに提供できると提案した。これに従わない大戸屋の経営を刷新することを決断。大戸屋の株主に対し、株式を高く買い入れるTOB(株式公開買い付け)という手法により、買収を仕掛けた。大戸屋は、コロワイド主導の改革を受け入れず徹底抗戦したが...結局、約47%の株式を買い付けたコロワイドの勝利に。当初は、大戸屋に賛同した個人株主も多かったが、なぜコロワイドが勝利したのか?そして、大戸屋の新しい経営陣に、意外な人物が!買収後に、また新たな「ドラマ」が待ち受けていた。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37645267