観光列車「藍よしのがわトロッコ」がデビュー 徳島

観光列車「藍よしのがわトロッコ」がデビュー 徳島

2020年10月10日 15時52分JR四国の新たな観光列車の出発式が徳島駅で行われました。10日デビューした観光列車は、JR徳島線の徳島駅と阿波池田駅の間を走る「藍よしのがわトロッコ」です。徳島県の特産品である藍と沿線を流れる吉野川をイメージしたデザインで、車内にいながら吹き抜ける風を感じることができます。徳島駅で行われた出発式では、JR四国の西牧世博 社長が「徳島県の観光の目玉となるようおもてなしをしていきたい」とあいさつしたあと、「藍」と書かれたヘッドマークの贈呈とテープカットが行われました。また、徳島伝統の阿波踊りも披露され、列車は大勢の地元の人たちに見送られながらおよそ50人を乗せて午前10時34分に第1便が出発しました。列車は、台風14号の影響で区間が一部変更されましたが、乗客は、秋風を体いっぱいに感じながらビールなどを片手に楽しんでいました。千葉県から乗車した男性は、「新型コロナの影響も心配していましたが、トロッコだと開放的なので心ゆくまで楽しめます。また天気がよいときにも乗りに来たいです」と話していました。「藍よしのがわトロッコ」は、土曜日と日曜日それに祝日に運行されことしは来月(11月)29日まで、また来年は、3月から運行を再開するということです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37649240