2020年12月26日 4時54分OECD=経済協力開発機構の農業委員会の議長に、アジアから初めて農林水産省の牛草哲朗大臣官房審議官が就任することになり、環境にも配慮した持続可能な農業の実現に取り組む考えを示しました。先進国を中心に37か国が加盟するOECDには、世界の農業政策について調査や提言を行う「農業委員会」があり、来年の議長にアジアから初めて農林水産省の牛草審議官が就任することになりました。牛草審議官が就任を前にNHKの取材に応じ、世界の農業の現状について「今後も人口が増えると見込まれる中で、農業生産を増やさなければならない」と述べました。その一方で、「やみくもに生産性を上げて環境に負荷になることは避けなければならず、持続可能性をしっかり担保する必要がある」と述べ、環境にも配慮した持続可能な農業の実現に取り組む考えを示しました。さらに国連の食料システムサミットが来年初めて開かれることについて「国連の持続可能な開発目標、SDGsに向けて農業や食料の分野でどのような貢献ができるかが大きなテーマだ」として、OECDとしても活発に議論し、その結果をサミットに向けて提言していく考えを示しました。