バッハ:カンタータ第46番「心して見よ、苦しみあるやを」BWV46

バッハ:カンタータ第46番「心して見よ、苦しみあるやを」BWV46

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=k_gyrnfrgEw )。1723年に作曲され、同年8月1日に初演されたカンタータ「心して見よ、苦しみあるやを」BWV46は、当日の福音章句がルカ福音書からのもので、イエスが受難の直前にエルサレムに入城したとき、エルサレムの崩壊を予言したというエピソードであることを反映して、神の怒りを畏れる暗い曲調でほぼ統一されており、終盤にイエスによる救いが示されるという流れになっています。それを象徴するのが第1曲で、前奏曲とフーガの様式により、エルサレムの崩壊と神の怒りを痛切に歌い上げています。この曲は、後に前奏曲の部分がミサ曲ロ短調の第9曲に転用されています。また、全体を通じて2本のリコーダーが活躍するのも特徴的です。マルクス・フォルスター(アルト)トーマス・ホッブス(テノール)マティアス・ヘルム(バス)ルドルフ・ルッツ指揮バッハ財団管弦楽団バッハ財団合唱団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38183115