日本が開発する国産巡行ミサイル 日本の防衛外交を一変させる可能性

日本が開発する国産巡行ミサイル 日本の防衛外交を一変させる可能性

対艦ミサイルは洋上の巡航ミサイル日本政府は2020年12月に巡航ミサイルの国産開発を閣議決定したが、実はミサイルはかなり前に完成している。国産巡行ミサイルは対艦ミサイル「12式地対艦誘導弾」を長射程化し空中発射などを可能にする。ミサイルの長射程化とは燃料を多く搭載する事で、単純に考えると燃料を2倍搭載すれば2倍になる。「12式地対艦誘導弾」の射程距離は200キロだがこれは敵艦を探して飛行した場合の距離と考えられる。軍艦はミサイルなどを回避するため蛇行したり島陰に隠れたりし、対艦ミサイルは自前のレーダーなどで探索して飛行する。射程200キロの対艦ミサイルはおそらく直線では500キロ飛行できる筈で、それを2倍にすると射程1000キロの巡航ミサイルになる。 「12式地対艦誘導弾」は全長約5メートルで重量は約700kg、地上のトラックから発射するようになっている。これは陸上自衛隊向けだからで、海自向けには艦上発射、空自向けには空中発射タイプを開発できる。世界各国の巡航ミサイルも最初1タイプだけを先行開発し、それを3つの発射方法に発展させました。 「12式地対艦誘導弾」の誘導方式は慣性誘導(中間)、GPS誘導(中間)、アクティブ・レーダー・ホーミング(終末)の3方式です。対艦ミサイルはだいたいの場所めがけて発射されるが、自前レーダーで移動する敵軍艦を捜索して命中する。この一連の仕組みが巡航ミサイルと似ているので、対艦ミサイルは洋上の巡航ミサイルと言っても間違いではない。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38187857