【ボイチェビ解説】すずきつづみの読書のススメ#21 萩野貞樹「歪められた日本神話」【レミュオールの錬金術師】

【ボイチェビ解説】すずきつづみの読書のススメ#21 萩野貞樹「歪められた日本神話」【レミュオールの錬金術師】

卑弥呼は天照大神だった!?なんて突飛なことをいう本ではない日本神話は神話である、神話を「合理的解釈」しないことが合理的解釈である、という本。発売された当時は「逆説の日本史」の井沢元彦も史実反映説を唱えていたように記憶する。井沢は歴史学者は縦割りで日本史を縦断できる人がいない、だから自分が書くんだといって「逆説の日本史」を書き始め、その一巻に日本神話を出した。内容は忘れたが史実反映説の一種に違いはなく、歴史学者を縦割りだと言って批判した割には、自分も縦の知識しか無かったことを露呈した本だった。ほかの巻は面白いのもあったけどね。今回のオススメの一曲はバンド名も曲名もピンとこない人が多いと思います。実際に聞くまでは。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38223500