予期せぬバグに襲われるノクチル その12

予期せぬバグに襲われるノクチル その12

朝の事務所に着く。給湯室でコーヒーを淹れ、デスクに座り一息つきながら、小鳥たちのさえずりに耳を傾ける。テレビを付け、何となくニュースを見てみる。「巷では、野生の『エッチをしないと出られない部屋』が大量繁殖している事が懸念され…」思わずコーヒーを吹き出した。朝っぱらからなんて内容のニュースを放送してるんだ。というか野生の『エッチをしないと出られない部屋』ってなんだよ。誰かの飼育下に置かれてるバージョンもあるのか?「街の人はどのように思っているのでしょうか」「イエーイ。ピース」何故か透が街の声代表として出ている。街頭インタビューでピースするなよ。お前は少年アシベか。「私の幼馴染も、昨日引っかかったっぽい。その…何だっけ。…出られない部屋? に」いつの間にそんな事が。3人の中の誰なんだ…。あと普通にこういうのに透が出られるって事は、世間にはまだノクチルの顔が浸透してないんだな…。「…私の顔にコーヒーを吹きかけて、何か言う事があるんじゃないのか?」『…あ』「あ、プロデューサーお疲れ様〜♡」『お、雛菜…。お疲れ様…』「ん〜? もしかして、元気ない〜?」『…色々あって、社長にコッテリと叱られてさ』「あ〜、そっか〜…」説教の間、俺もアイドルと一緒にラジオトークに出演してメンタルを鍛えたい、と思っていた。「じゃあ、雛菜と甘い物食べに行こ〜♡ そうしたら元気出るでしょ〜?」それはそれは雛菜らしいリカバー。俺はいつもそんな雛菜に救われている気がする。…そういえば朝のコーヒー以来、あまり飲食物を取り入れてなかったな。『…ああ、そうするとしようか。俺おごるから、雛菜は何処に行きたい?』「プロデューサーいいの〜? ありがと〜! じゃあ今日はね〜…」「この辺りだと思うんだけど〜…」どうやら事務所の近くに、新しくカフェが出来たらしい。周辺の学生からの評判も高いらしく、雛菜はそのカフェを選んだのだ。しかしお互いに行った事のない店というのもあり、スマホで調べながら探すもそれらしい場所が見つからない。ふと、建物と建物の合間の脇道に目をやると、いかにもなデコレーションが施された店の入り口が俺の目に入った。『雛菜。もしかして、あの店じゃないか? ほら、奥にあるあの入り口が可愛いやつ』「ん〜、そうなの〜?」『でもこの辺で、他にカフェっぽい場所が見当たらないし…。それにもっと分かりやすい場所にあるんだったら、とっくに俺たちが見つけていると思ってさ』「そっか〜、そうかも知れないね〜! プロデューサー、行ってみよ〜♡」続きはpixivに。エロくはありません。ごめんね~?

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38367648