【魔法少女まどか☆マギカ】の、マミさんのお茶会ケーキを再現してみた ～【漫画飯】～

プロのシェフが漫画・アニメ・映画に出てくる料理やスイーツを再現する「ベルコルノの漫画飯」。リスト： https://www.nicovideo.jp/my/mylist/#/66008633 今回の「漫画飯」は、「魔法少女まどか☆マギカ」（通称「まどマギ」）で、巴マミさんが作るお茶会ケーキを再現します。マミさんのケーキは基本的にシフォン生地なので、「10話で出てくるチョコシロップと苺シロップのケーキ」と、「劇場版で出てくるチョコシロップとフルーツのケーキ」を１台で２パターン作ります。生地はシフォン生地ですが、原作の出来上がりに近づけるために、型は少し違う種類のものを使っています。今回限りのアシスタントとして、たまたま当店に職場体験学習にきてくれていた、市内の中学生女子にアシスタントをお願いしました。僕が横からあれこれ指示出ししながら、彼女を中心に作っております。作中のマミさんは中学３年生。このケーキを作るにあたって、これ以上ない最適な人選と言えるでしょう。少なくともアラフォーのシェフが作るよりは（笑）生地は、ごくプレーンなシフォン生地。仕上げにバニラをきかせてあります。作るうえではやはりメレンゲの泡立て具合が一番のポイントです。泡立てが弱いと膨らみませんし、泡立てすぎても卵黄生地と綺麗に混ざらず、必要以上に混ぜることになってしまい、これまた膨らみが悪かったり分離したりします。ベーキングパウダーは、正直入れても入れなくてもどっちでもかまいません。焼きあがったら、出来るだけすぐにひっくり返して逆さまの状態で冷ましましょう。生地がすぐにしぼんでしまいます。冷めたら生クリームのデコレーション。全体にクリームを塗ったら、10話のケーキは側面に絞りを。劇場版のケーキは側面に縦に筋を付けます。仕上げは、劇場版はチョコレートシロップとフルーツ、アラザン。出来るだけ先の細いディスペンサーを使い、糸のように細くチョコレートを出して、ケーキとお皿をデコレーションします。フルーツはラズベリー、ブルーベリー。飾りにミントとアラザンです。10話のケーキは、少し太めのディスペンサーを使って、チョコレートと苺ソースを、まるで震えるようにちょっと不気味に（失礼）デコレーション。なかなかインパクトのある見た目です（笑）　最後に翼のようなチョコレートパーツを作って乗せれば完成。ココアパウダーやコーヒー粉などを振りかけると、さらに忠実度が増します。御馳走様でした！

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38376129