前回までのあらすじ「かつていくつかの戦争があった そして様々な戦災や気象の異常から 世界の環境は加速的に悪化していった避けようのない資源の枯渇から人々は争いを止めることが出来ず 拡大している各所の汚染はやがて限界を齎した一度悪化した環境は容易に改善されることはなく むしろ変化に伴って生じた様々な災害の伝播によって 我々の住む世界は急速に失われていったその後、支配者たちは去っていった我々は残されたのだ この汚された世界にかつて人類の創り上げた繁栄は時と共に失われ またその過程で更なる汚染をばら撒いたあらゆる有害な物質によって大気は変容し 多くの大地は人の住むことのない荒野へと変わった大地は汚染されていき 残されたわずかな土地に我々はしがみつくように生きているそしてそれでもなお、戦いは続いている 我々自身の愚かさが故に我々は、救済されねばならない世界は、まだ死んでいないからだ世界は、生き延びなければならない我々は、まだ生きているからだ人々よ、我々には思念がある 意志があるそれは、我々が生きている証だ世界は、まだ死んでいない証だ人々よ、我々は戦うべきだ立ちはだかる全ての敵となる、たとえそれが何者であろうと 我々自身の力によって排除すべきだそれが我々の愚かしさの証だとしても それこそが我々自身が生きている、我々が生きるための、最後の縁なのだから」