服部南郭の夜墨水を下るを吟じましたそして今回はなべとくさんにすごくかっこいい筆字を提供して頂きました! https://twitter.com/Nabe_de_Gaulle ◆書き下し文金龍山畔(きんりゅうさんぱん)江月(こうげつ)浮ぶ江揺ぎ月湧いて金龍流る扁舟(へんしゅう)住(とど)まらず天水の如し両岸の秋風ニ州を下る◆通釈金龍山のほとり、隅田川の水面に明るい月の影が浮かんでいる。江水の揺らぐにつれ、月の光が波の中から湧き出て、さながら金の龍が走っていくようである。小舟も軽やかに走る隅田川は、月の光に照らされて空と水との区別がつかない。右の岸も左の岸もいずれも秋の気が溢れているが、その武州・総州の二州の境を下ってゆく。