ビヨンドミートに続け 植物由来の代替乳製造オートリー社が上場へ

ビヨンドミートに続け 植物由来の代替乳製造オートリー社が上場へ

欧米で、植物由来の代替食品の人気がさらに高まっている。代替肉メーカーのビヨンドミートに続き、オート麦を原料とする代替牛乳「オートミルク」のメーカー「オートリー」がこのほど、米国で新規上場の準備を始めた。世界最大の製造会社、スウェーデンのオートリーが上場するにあたり、オプラ・ウィンフリーやジェイ・Zら、多数の著名人が出資した。上場に伴い、同社は約14億ドルを調達する計画だ。米国での新規上場で、100億ドル超の企業価値となる見込み。オートリーは、2017年に参入した。米国内7500以上の小売店と約1万店のコーヒーショップで製品を販売している。株式公開で得た資金は、事業拡大の資金の一部に充当する。「オートミルク」の需要拡大は、植物由来の食品への需要がさらに高まっていることが背景にある。高級レストランやスーパー、ファストフードチェーンが植物由来の食品の使用を増やしており、代替肉の「ビヨンド・ミート」など植物由来の食品は多くの投資家を引きつけている。スターバックスは、オートリーを使用した飲料を提供し、人気を得た。植物由来のハンバーガーのパテを製造するインポッシブル・フーズも上場を準備中で、企業価値は100億ドルを超える見込みだ。ビヨンド・ミートは2019年に上場。上場初日の株価は大幅上昇した。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38725457