台湾デジタル担当相タン氏「政府がまず市民信頼を」

台湾デジタル担当相タン氏「政府がまず市民信頼を」

台湾でデジタル担当相を務めるオードリー・タン氏が日本記者クラブ主催のイベントで講演し、新型コロナ対策について「政府と市民との距離を縮めることが大切だ」と強調しました。 タン氏は台湾での新型コロナ対策で人との接触を確認できるスマホアプリをわずか3日で開発するなど、迅速な対応が世界でも評価されています。 タン氏は24日の講演でデジタル化を進めるためにまず政府が市民を信頼することが重要であり、個人情報の利用目的を明らかにする必要があると語りました。 また、政府ができることとできないことを明確にし、民間の技術に頼ることも大切だと強調しました。 台湾では先週から変異ウイルスによる感染者が急増していて、タン氏は感染対策としてQRコードと携帯電話のショートメッセージを使い、コンビニや飲食店などへの入店を許可する新たなアプリを早速、導入しています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38787899