星のピャービィ フロートぴゃいランズ

星のピャービィ フロートぴゃいランズ

「今日のプロデューサー、嫌いかも〜」『な…そこまで言う事ないだろ…!』特段、2人は衝突したい訳ではなかった。ただ少しの考え方の違い、言葉の伝え方が悪い方向へと行ったのだ。特にプロデューサーはビジネスの観点からも、諍いはなるべく避けようとする傾向にあるはずだった。喧嘩のきっかけは誰の目にも大した事などなかった筈なのだが、共に少し感情的な問答をしてしまった。直後2人は自らの過ちに気付き、詫びを入れたものの雰囲気は依然気まずいまま。様子を伺うかのように、時折お互いがお互いをちらちらと見ている。そんな空気感にさいなまれながら、とうとうその日を終えてしまった。『じゃ…また明日な』「…うん、またね〜」仕事が早めに終わった日のプロデューサーの楽しみの一つ。それは最寄りにあるスーパーで安くなった惣菜や食事を探す事。それを買って晩餐とするのが単純にして楽しい。『何か面白そうなのは無いかな…ん?』『見た事のないスイーツ…』ずらりと並ぶ食品を前にあれこれ目移りしていると、新作のスイーツがプロデューサーの目に入る。見る限り有名店のものらしく、多少値は張るものの味に間違いはなさそうだ。終日多くの人が購入したであろう、残りわずかの在庫がそれを証明している。『美味しそうだな…買ってみるか』そのスイーツを一つカゴに入れたところで、少し考える。『(これ、雛菜に買っていってあげたら喜ぶだろうな…)』早速もう一つの陳列に手を伸ばすが、途中でその手が止まる。『(でも…喧嘩しちゃったんだよな、俺達…。つまらない事で俺がムキになったから…)』『(物で機嫌を取ろう、みたいになっちゃうんじゃないか? これをプレゼントしたところで…いやでも雛菜の好きそうな…)』続きはpixivに。円香だけいない音madって珍しいかもボルシャック・ヤハドラゴン

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39002496