砂城の慕情(ザ・ヴォーカロイズ)(lead vocal:鏡音レン)

砂城の慕情(ザ・ヴォーカロイズ)(lead vocal:鏡音レン)

2021/8/8、私がPをしています男性ボカロGS「ザ・ヴォーカロイズ」の新曲「砂城の慕情」(通算第16曲(通常シングル第8弾))を公開致しました。(マイリストにも入れてあります!)オリンピックの歓呼に湧く夏、でも暦は立秋を迎えた今、少し早いですが、晩夏から初秋の頃、ひと夏の早すぎたひと夏の激しくも切ない恋の想い出と終わりを、渚で築かれ、そして波に滅び行く砂の城に準えて歌う、正統派GSセンチメンタルバラードをお届けします。この曲のリードヴォーカルには、メンバー随一の人気者、「レンきゅん」こと、鏡音レンくんが担当します!普段は、元気いっぱいのハツラツとした夏本番のナンバーがメインですが、ここでカラーをガラッと変えて、格調高い文語表現を織り交ぜた歌詞で、一点、少々大人の味が見え隠れする雰囲気を出してもらっています。残り3人のお兄ちゃんたちも負けじと、彼をガッチリとサポートし、切なくも端正なコーラスワークを展開しております。昨年もGSサマーバラードとして、スマッシュヒットとなりました「去り行く夏に」は、切ないながらも明るさのにじむ曲調だったのに対し、本作は、GS曲の本領であるマイナー(短調)ベースのナンバーとなっています。GSファンの方ならお分かりかと思いますが、私の敬愛するバンドの一つ、ジャッキー吉川とブルーコメッツによる、マイナー&半音上転調の魅力の、いわゆる「ブルコメ・サウンド」を多分に意識し、本家ならばかくあるべしという気持ちで作成しています(「去り行く夏に」は、ザ・ワイルドワンズのサウンドです)。具体的には、レンくんの、砕ける波をイメージしたドラマチックなドラム、がっくんの、どしどしとくる芯の太いオールダウンピッキングのベース、KAITO兄さんの、狂おしくもパッショネイトなギターの間奏、キヨテル先生の、神に罪を贖うようなオルガンの音色 などです。極めつけは、マイナーなのにメジャー(長調)で終わるGSエンディング(ピカルディ終止)で、思わずメンバーがピッと楽器を垂直に立てて決める絵が浮かんでしまいます。昭和のレガシーであるGSの世界を、令和の時代にたっぷりと再現できていると自負しているこの作品、アーカイブ同様、是非ご愛聴のほど、宜しくお願い致します。Personnel(このGSにおける設定)氷山キヨテル Keyboards、vocal、leaderKAITO 12st.Guitar、vocal神威がくぽ Bass(pick playing)、vocal鏡音レン Drums(regular grip)、vocal

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39146483