初めての人工孵化⑨

初めての人工孵化⑨

2020年の春人工孵化から外の小屋に移すまでの記録です10個孵化器にセットして3羽孵って1羽しか生き残りませんでした何かの参考になれば幸いです【動画の解説:雛の食事について】烏骨鶏の雛はざっくり人間の20倍速で歳を取ると認識してますつまり1日は20日、1ヶ月は1年8ヶ月です①エサの判断基準が作られる初期に食べたものが「食べられるもの」として刷り込まれます実際、2週間ヒヨコフードを食べ続けた第1世代は米や草を食べられるようになるまでかなり時間がかかりましたし、ミミズやクモを与えても中々食べませんでした2021年に玄米ではなく白米を与えていた時期があったのですが、その時に第1世代の福が脚気になりました原因はビタミン不足ですなぜ同じ白米を食べているのに他の鶏は脚気にならなかったのか?それは他の鶏は土や枯葉を食べていたからです福は籾殻の上で育ったので土や枯葉を食べものとして認識しておらず、積極的には食べていなかったためビタミン不足に陥りました②エサに応じて消化器や体質が変わる消化しやすいヒヨコフードを与えていると腸が短い状態で成鶏になりますヒヨコフードを食べて育った鶏に生米を与えても下痢を起こすことがあります初期から生米を与えていれば腸が長くなり、ちゃんと消化できる鶏になる耐寒性も変わると感じてますその土地への適応力でしょうかその土地にあるものを食べて体を作れば、その土地で生き抜ける体を得る室内飼いで生後2ヶ月の第1世代を外の小屋に6羽移して3羽が凍死しました一方、外の小屋で自然孵化して土と米しか食べてない生後1週間の雛が、たまに親に温めてもらいながら氷点下の中遊び回ります2週間も経てば1時間くらい平気で動き回って、体が冷えたら立ち止まって自分で自分を温めて、温まったら活動を再開するこれを見て食べ物って重要だなと感じました第1章の最初  sm36091520 第2章の最初  sm38161645 ブログ→ https://kyokusuke.com ツイッター→ https://twitter.com/tkg_kyokusuke

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