放クラ=特車二課第2小隊説

放クラ=特車二課第2小隊説

「後藤さん。警察官として、自衛官として、俺達が守ろうとしているものってのは何なんだろうな。前のPカップから半月。俺もあんたも生まれてこの方、新説なんてものは経験せずに生きてきた。シャニマス、俺達が守るべきシャニマス。だがシャニマスの平和とは一体何だ?かつてのグレフェスとその敗北、プロメッサの占領政策、ついこの間まで続いていた限定煽りによる冷戦とその代理戦争。そして今も世界の大半で繰り返されている課金、解釈衝突、同担拒否。そういった無数の戦争によって合成され支えられてきた、血塗れのアイマス経済圏。それが俺達のシャニマスの中身だ。サ終への恐怖に基づくなりふり構わぬ課金。正当な代価を親の口座で支払い、その事から目を逸らし続ける不正義の課金。」「そんなきな臭い課金でも、それを守るのが俺達の仕事さ。不正義の課金だろうと、正義の無課金より余程マシだ。」「あんたが正義の無課金を嫌うのはよく分かるよ。かつてそれを口にした連中にろくな奴はいなかったし、その口車に乗って酷い目にあった人間のリストで歴史の図書館は一杯だからな。だがあんたは知ってる筈だ。正義の無課金と不正義の課金の差はそう明瞭なものじゃない。無課金という言葉が嘘吐き達の正義になってから、俺達は俺達の残高を信じることができずにいるんだ。無課金が課金を生むように、課金もまた無課金を生む。単に課金でないというだけの消極的で空疎な無課金は、いずれ担当の限定によって埋め合わされる。そう思ったことはないか。そのガシャ成果だけはしっかりと受け取っておきながらモニターの向こうに課金を押し込め、ここが課金の単なる請求先に過ぎないことを忘れる。いや、忘れた振りをし続ける。そんな欺瞞を続けていれば、いずれは大きな罰が下されると。」「罰? 誰が下すんだ。カミサマか。」「シャニマスでは誰もがカミサマみたいなもんさ。居ながらにしてその目で見、その手で触れることのできぬあらゆる現実を知る。何一つしないカミサマだ。神がやらなきゃ人がやる。いずれ分かるさ。俺達が高山に追い付けなければな。」追記:この新説を投稿した後、劇パト2のDVDが真っ二つになった

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39546200