けけソングちゃん

けけソングちゃん

雛菜ちゃん、冬眠ってなあに?こたつで絵本を読んでいたユアクマちゃんが、雛菜ちゃんに訪ねます。絵本の中のクマさんが冬眠しているのを見て、ユアクマちゃんは気になってしまったようです。「冬眠っていうのはね、動物が寒い寒〜い冬の間、ず〜っと眠ってる事を言うんだよ〜」ユアクマちゃん、それを聞いてびっくり。冬の長い間、ずっと眠っているなんて凄い。お腹は空かないのかな。冬眠ってかっこいいな。僕もやってみたいな。ユアクマちゃん、冬眠に興味津々です。そこでユアクマちゃん、皆に協力してもらって冬眠にチャレンジする事にしました。冬眠をする前には、食事を沢山食べる。そう教えられたユアクマちゃん、その日の夕食はご飯を三杯もおかわりしていました。「ユアクマちゃん、雛菜の分のおかずも食べていいよ〜♡」その日の献立は鮎の塩焼き。ユアクマちゃんの冬眠チャレンジを応援する為に、パパが釣ってきた魚をママが腕によりをかけて調理してくれました。もぐもぐと美味しそうにご飯を平らげるユアクマちゃん。冬眠が終わるまでママの美味しい料理が食べられないのだと思うと、少し悲しい気持ちもあるようです。お風呂上がりにもおやつを沢山食べて、ずっと眠っていられるようにお腹をいっぱいにします。アイス、クッキー、オレンジジュース。一緒に半分こするのも春になるまでお預けなんだな、と二人はちょっぴり寂しそう。そして、とうとうお別れの時間がやって来ました。「春までユアクマちゃんに会えないの、雛菜寂しいな〜…」雛菜ちゃん、やっぱり少しの間会えないのが悲しそう。でも雛菜ちゃん、ユアクマちゃんの決心を尊重して、枕を持ってお部屋の押入れへと入っていくユアクマちゃんを見送ります。雛菜ちゃん、僕頑張るからね。春になるまで、お休みなさい。押入れの中で布団を被って、ユアクマちゃんは眠りにつきます。ユアクマちゃんの冬眠チャレンジ、スタートです。「ふあ〜…そろそろ寝よっかな〜…」雛菜ちゃん、おねむの時間。ユアクマちゃんが冬眠を始めてから3日目の夜です。おやおや? 真っ暗な部屋の中、押入れの扉がゆっくりと開いていきます。どうやらユアクマちゃん、一人で寂しくなって冬眠から目覚めてしまったようです。そのまま雛菜ちゃんの眠るベッドに潜り込み、枕元にひょっこりと顔を出します。「ん〜…。ユアクマちゃん…むにゃ」雛菜ちゃん、冬眠から帰って来たユアクマちゃんを寝言で迎えます。雛菜ちゃんの顔を見られて、ユアクマちゃんにっこり。雛菜ちゃんも、何処か嬉しそうな寝顔を浮かべています。やっぱり、二人一緒の毎日がいいんだよね。そのまま二人で、一緒に楽しい夢を見ようね。

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