ユダ書とエノク書

ユダ書とエノク書

ユダの手紙は、エノク書の影響を受けた書という話をよく聞きます。このことについて動画にさせていただきました。見よ、彼は一万人の聖者をひきつれて来られた。それは彼らにさばきを行なうためである。彼は不敬虔な者たちを滅ぼし、すべて肉なる者、すなわち罪人たちと不敬虔な者たちが彼に対して働いたいっさいの不義を告発されるであろう。(エチオピア語エノク書 第1章1-9節)そのとき、み使いたちはひそかな所にくだり、罪を助ける者たちをみな1ヵ所に集めるであろう。その日、至高者は、すべての罪人に対して大いなる裁きを執行すべく立ちあがられる。彼は聖なるみ使いたちのなかから守護者を任命してすべての義人たちと聖人たちを瞳のように護らせられる。それはすべての悪、すべての罪がしまつされるときまでである。義人たちは長い眠りを経なくてはならないとしても、恐れることはなにもない。そのとき賢者たちは見、地の子らはこの書のすべてのことばを悟り、彼らの罪がこぼたれるとき、彼らのもてる富は彼らを救いえないことを知るであろう。わざわいなるかな、義人たちをはげしい難儀の日に苦しめ、彼らを火で焼くときのきみたち罪人は。きみたちは自分の行ないに応じて報いられるであろう。わざわいなるかな、きみたち心のひねくれた者。きみたちは悪事をたくらもうとうかがっている。恐怖がきみたちに臨んでも、助けてくれる者はいない。わざわいなるかな、きみたち罪人は。きみたちの口のことばのゆえに、またきみたちの手の不義の行ないのゆえに、きみたちは燃えさかる火の炎で焼かれるであろう。いまや知るがよい。み使いたちは天上で太陽から、月から、また星から、きみたちの行状を、きみたちの罪について調べあげるであろう。きみたちは地上で義人たちに対して裁きを行なっているそうではないか。彼はすべての雲、霧、露、雨を喚問してきみたちに対して証言を求められるであろう。なぜなら、これらすべてのものはさしとめられて、きみたちの上におりてこないであろう。彼らがきみたちの罪を心にとめないとでも(思うのか)。さあ、雨に贈り物でもして、きみたちの上に降るのをやめないようにしてもらうがよい。きみたちから金銀を受け取った露はどうだ。ひんやりする霜と雪、さまざまな災難をもたらす吹雪がきみたちの上に臨むとき、そのときはきみたちはこれにとうてい耐えられないであろう。(エチオピア語エノク書 第100章4-13節)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40350946