赤信号が光っていた。まるでこっち側に来てはいけないと言っているようだった。猛々しく光る赤信号が怖くて、私は右を向いた。そこには道があった。その道を歩いていると誰かの生活とすれ違った。しばらく歩くと道は左右に分かれていた。私は悩んだが、右に曲がった。そしてまた歩いた。ずっと歩き回っていた私はかなり疲れていた。私は気がついていた。いくら歩き回ろうと、あの赤信号を渡らなければ意味がないのだ。すべては選択だった。いつ来るのか分からない青信号を待つよりも、ずっと歩き回っていた方が好きだった。私は歩きながら長い一時停止をしていただけなのだ。しばらく歩いて、また同じ赤信号にたどり着いた。赤信号は光っていた。しばらく待つと信号は青に変わった。青信号は怖くはなかった。ただ、その分かったように光る青が気に入らなかった。そばに立っていた標識が私に囁いた。「まわれ右」私は右を向いた。また歩いた。 mylist/57235131 前: sm39463270 ___________________________________________Apple Music, Spotify, Amazon Musicなどで楽曲配信中アルバム「最低限の世迷言」- 最低ウォリー https://music.apple.com/jp/album/saiteigen-no-yomaigoto/1579671309___________________________________________music & illustration & movie: 最低ウォリーTwitter: https://twitter.com/siteAworryYouTube: https://youtu.be/aCmi176PZRE