シンリンオオカミ 5つ子の赤ちゃん 一般公開始まる 鹿児島

シンリンオオカミ 5つ子の赤ちゃん 一般公開始まる 鹿児島

2022年6月24日 5時46分鹿児島市の平川動物公園で、ことし4月末に生まれたシンリンオオカミの5つ子の赤ちゃんの一般公開が始まりました。公開が始まったのは、オスの「ゼン」とメスの「ジュリ」「ヨモギ」「カエデ」そして「シズク」のシンリンオオカミの5つ子の赤ちゃんです。ことし4月28日に生まれてから順調に成長し、23日から初めて屋外に出て、一般公開されることになりました。飼育員や獣医師が見守る中、開園前に展示場への扉が開けられると、5頭は両親の2頭が外に出たあともなかなかふんぎりがつかず、様子をうかがっているようでした。そして、外に出た直後は、扉の周囲を心配そうに歩いていましたが、すぐに元気よく走り回ったり、母親に甘えたりしていました。ただ、通り雨が降ると驚いたようで、屋根のある場所に行って身を寄せ合っていました。5頭は今は小型の犬ほどの大きさですが、半年もするとりりしいオオカミの姿になるということです。5頭の公開が始まると知り、東京から訪れた男性は「国内で繁殖をしているところは少ないので感動しています。かわいらしいところとりりしいところのギャップが魅力です」と話していました。飼育を担当している松元悠一郎さんは「両親がちゃんと面倒を見ているのでそのサポートをしています。今しか見られない無邪気な姿をぜひ見に来てほしいです」と話していました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40669369