色水を眺める / VOICEPEAK

色水を眺める / VOICEPEAK

詩:Aiorite (  https://twitter.com/iorishioyade  )曲:ミミックウッドオウルズ (  https://twitter.com/electro_elec5 )絵:栞音 (  https://twitter.com/shion_08_  )風に流れる鳥のようにかつては青く澄んでいた。枷に囚われず、陰を知らない幼い私は清かった。すべてが瑞々しく色づいていて、それを忘れたくなくて、今も空を見つめている。もう二度と手に入らない幸せを。ただ、ただ、ただ眺めている。翳りのない青空も、今や夕陽に染められた。自我は沈んでいく。果ては黒く、見えなくなっていく。すべての色彩を忘れて、暮れてしまった春を惜しんでいる。快晴の余韻に浸って、薄く混じった色水を眺めるだけの今には価値がない。この赤さも、かつての青さも、今は出せない七色も、すべてを心に混ぜて、生きていつか輝く、私の色を探していく。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40789658