長野県にある国宝・松本城。そこの本丸庭園に咲く真っ白な白牡丹は、「殿様の白牡丹」と呼ばれ、戦国時代の戦火から保存活動が行われた稀有な逸話を持つ花である。信濃国守護・小笠原長時は、甲斐国の武田晴信(のちの武田信玄)に攻められ、抗しきれず、居城の林城を退去する。退去するにあたって、城下に咲く真っ白な白牡丹を戦火で消失することを憂いた長時は、城の近くにある兎川寺の住職に白牡丹を守ることを託す。その後、白牡丹は、兎川寺の檀家・久根下家で代々、守り続けられることとなった。時は流れ、昭和になって、16代目小笠原家当主だった忠統氏が、久根下家からその逸話を聞き、いたく感激した。そして、林城の支城だった松本城(深志城)の本丸庭園に「殿様の白牡丹」を移植することになった。現在も小笠原牡丹として、松本城の月見櫓の前に毎年、見事な大輪の花を咲かせている。声の出演霊夢 CV:さとうささら(CeVIO)魔理沙 CV:すずきつづみ(CeVIO)動画内の写真 商用利用可フリー画像BGM ニコニ・コモンズ ニコニコ動画利用可