何も知らない少女じゃいられなかった。Music / 98 ( https://twitter.com/98qtate )Vocal / 可不Illustration / やsい さん ( https://www.pixiv.net/artworks/91392352 )◆歌詞◆教科書通りの人生を終えて死んでいきたくなくてあなたが手を振ったようにこの街を脱け出してみたい夏が近づくほどに鮮やかに滲む紺青わざとらしい空の色が焼き付いては躰を侵していた何千回と駆けてきた海へと続く坂道も来年の今頃には忘れ去って雑踏に溶け込んでいくずっと嫌いだった街をこの丘の上で見下ろしてさよならと告げる日を思い描いて夕の凪を待ったあなたがずっと好きだった高台からの景色を泡立つ潮の匂いに咽せては俯いて行くどうしようもないことがここには多すぎるようで頭が茹だりそうだだから早く、誰か水をください燦然と照り返した海を越えてまだ遠くへきっとその先で待つあなたと心から笑いたい焦燥だって募った分だけ街を呑む薄暮に投げてひとりきりの夏を背にして文字に目を落とした何千回と駆けてきた海へと続く坂道も来年の今頃には忘れ去って雑踏に溶け込んでいくずっと嫌いだった街の、この景色だけが綺麗だきっとあなたと同じものがわたしだって好きだった汗ばんだ制服で自転車は風切って走る今この瞬間の苦しみを払い除けたいだけずっと良い子でいたんだ、自由など知らないままで全部あなたがくれた微笑と言葉のせいだこの場所で置き去りにしないでよ