「“全数把握”やめれば3時間早く帰れる」保健所への報告は約50項目、見直しに課題も

「“全数把握”やめれば3時間早く帰れる」保健所への報告は約50項目、見直しに課題も

全国の保健所に日々報告されるのは、新型コロナの感染者の名前や住所、ワクチンの接種回数などの約50項目にのぼる。さらに、ほぼ同じ内容を自治体のシステムにも登録する“二度手間”が医療機関の大きな負担になっている。“全数把握”を見直すことで「2~3時間分の仕事量が減る」と福岡市のあるクリニックは話す一方、弊害ももちろんある。オリジナルサイトで見る →  https://rkb.jp/news-rkb/202208222806/ ◆保健所に報告する50項目とは福岡市西区にある「やまもとホームクリニック」は22日、駐車場は朝から満車で、PCR検査を受ける人たちが次々に訪れていた。この病院では午前中30人の枠を設け、発熱外来に対応している。先週金曜日、診療が終わった病院を訪ねると院長が一人残りパソコン画面と向き合っていた。山本希治院長「福岡市の登録のシステムは、どういう検査でいつ酸素飽和度をとったのか、一番保健所もみてるのでこれ入れます」新型コロナの感染者をめぐっては、診察した医療機関がそのすべての数を管轄の保健所に報告する。これが「全数把握」と呼ばれる仕組みだ。感染者の名前や住所、連絡先、症状、ワクチンの接種回数などの入力内容は約50項目にのぼる。カルテ入力に加えて、保健所への報告と同じような作業が続くことになる。次は「報告するのに3時間、負担の実態」オリジナルサイトで見る →  https://rkb.jp/news-rkb/202208222806/

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40965272