【読み上げ】『消えたモアイの森』安田喜憲

【読み上げ】『消えたモアイの森』安田喜憲

安田喜憲 1946年〔昭和21〕~三重県に生まれた。環境考古学者。主な著書に『環境考古学事始』『気候が文明を変える』『大地母神の時代』『蛇と十字架』などがある。本文は『森と文明の物語-環境考古学は語る』(1995年刊)による。①凝灰岩 火山噴出物が固まってできた灰白または灰黒色の岩石。もろいが加工しやすい。②ハイエルダール Thor Heyerdahl 冒険家。〔1914~〕コンチキ号による航海は1947年のことで、102日間かかった。③タヒチ島 南太平洋にある島。今はフランス領。④ポリネシア およそ、ハワイ諸島、ニュージーランド、イースター島を結ぶ線で囲まれた地域の総称。タヒチ島のソシエテ諸島も含まれる。⑤安山岩 地下のマグマが地表に流出してできる火山岩の一つ。⑥カジノキ クワ科の落葉高木。若い枝の皮が和紙の原料となる。⑦オオハマボウ アオイ科フヨウ属の木。背丈は高く、枝はやや太い。葉は、心円形で大きい。花は淡黄色。⑧ロッグベーン Jacob Roggeveen オランダの軍人。〔1659~1729〕1722年4月5日にイースター島を発見。その日がイースター(キリストの復活を祝う日)だったので、イースター島と名付けられた。⑨クック船長 James Cook イギリスの探検家。〔1728~1779〕3回の太平洋航海を行い、太平洋の地理をほぼ明らかにした。イースター島には、第2回航海〔1772~1775〕で訪れた。⑲喬木 背丈の高い木。⑪ボーリング 地中に細い穴を掘って、地質などの調査をすること。⑫クララ属 喬木または多年性草本。世界の熱帯、暖帯に産し、約20ほどの種類がある。⑬カヤツリグサ科 草本。全世界に約70属、3500種がある。⑭小氷期 地球誕生以来、世界の多くを氷河が覆った「氷期」と呼ばれる期間が何度かあり、最後の氷期は約1万年前に終わっている。その後も、特に17世紀から18世紀にかけて地球全体が寒冷になり、その時期を「小氷期」と呼ぶ。太陽の黒点の減少期(1645~1765)と関連があると見られている。無料テキスト音声合成ソフト : VOICEVOX

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