【オリジナルオーディオドラマ】イディオットコップス「軟派と硬派」

古き良き刑事ドラマ好きが高じてオマージュを取り入れた作品を作った次第。【世界観】西暦200X年。国内屈指の大都会、金宿。煌びやかな繁華街にして流行の発信源でありその華やかさが若者たちの耳目と羨望を集める一方、書いて字のごとく”金の宿る街”として各地各国から無法者やならず者が集まり、連日連夜事件が起こる大犯罪都市でもある。そんな金宿の暗部、すなわち悲劇と悪意と過ちに立ち向かうお茶目でちょっとお馬鹿な刑事たちが織りなすスタイリッシュハードボイルドコメディ。【警視庁金宿警察署捜査課】少数精鋭と言えば聞こえは良いが実情は、犯罪発生率が１０％を越える治安の悪さに対し「様々な面で割に合わない」旨の理由で配属を希望するものが殆どいない。警視庁内では「金宿署への異動＝左遷、島流し」と見なす者さえ存在する。特に刑事部は一課・二課…と細分化した組織を構成するだけの人員が圧倒的に不足しているため、やむなく管内で起こる事件を一括して担当する「捜査課」が置かれている。他からの異動はあっても金宿署からの異動はほぼ望めないという状況と街の様子を併せて「掃き溜め署」「刑事の墓場」と不名誉な渾名もつけられている。【登場人物】◆大野 恭介（おおのきょうすけ）　33歳　声：呉丸 寿樹階級は巡査部長。刑事としては優秀だがプライベートは飲む・打つ・買うの三拍子で、万年金欠。よく後輩に借金をしている。飄々としてノリの軽い、自称「ちょっと陰あるハンサムボーイ」検挙率は高いが、女性に逃げられる確率も同じくらい高い。◆柴山 勝利（しばやまかつとし）　33歳　声：須田 一輝階級は巡査部長。刑事として優秀で公私ともにキッチリしているが隠れヲタクである。頭の回転が速い切れ者で、いつもクールな立ち振る舞いと整ったルックスにより金宿署内の婦警たちからも人気が高い。が、女性関係の噂が全くない。実は過去に付き合った女性に二股をかけられていたショックから女性不信である。◆宮本 宗一郎（みやもとそういちろう）　51歳　声：酒仙 克金宿署捜査課の課長。ノンキャリア叩き上げ。若い頃は金宿の狂犬(マッドドッグ)と呼ばれ恐れられた凄腕の刑事。課長に就任してからは”理想の上司たれ”と部下の主体性に任せ見守る姿勢を心がけているが、心配性であるが故ついつい口やかましくなってしまうことが度々である。次　→　

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