鄭州 フォックスコンの従業員数万人を強制隔離

鄭州 フォックスコンの従業員数万人を強制隔離

最近、鄭州市のフォックスコン社で、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻となり、鄭州市政府はフォックスコンの数万人の従業員を全て未完成住宅ビルに隔離しており、非常に劣悪(れつあく)な環境に置いていることがわかりました。あるネットユーザーの統計によりますと、隔離区域の中、「恒大未来の光」と呼ばれた一棟では、総数3000戸であり、一戸あたり10人以上が隔離療養を受けており、合計3万人以上も隔離されているとのことです。同隔離療養所では、混住となっており、薬も食料も水もなく、PCR検査すら行われていない無秩序な状態で管理されているそうです。隔離された人々の中には、餓死する者もいれば、精神状態が崩壊してビルから飛び降りる者もいました。あるネット映像では、非常に高いビルの屋上から男性が落下したり、別の男性がゴミの山の中で亡くなっていたり、そして白い防護服を着ている検疫スタッフがそのまま死体を部屋から運んでたりしている様子が映っています。隔離されたフォックスコンの従業員による大規模な暴動が発生し、食料が略奪され、さらに一部の検疫スタッフが殺害されたこともありました。その後中国共産党は民衆に発砲するなど、軍隊を使って弾圧したそうです。10月30日、中国共産党が大量の軍用車両を運転して鄭州市に入る写真が撮られました。フォックスコン社の従業員は徒歩で家に帰ることにし、高速道路は荷物を抱えて歩いて帰ろうとする人たちでいっぱいになっています。この若者達は、高速道路の監視カメラを避けるために、荒野を行くことを選んだのです。道行く人の中には、食べ物や水を差し入れてくれる親切な人もいました。この若者達に出会ったら親切にしてあげてくださいと、メッセージを投稿した心優しい方々も多くいたようです。鄭州市政府は、徒歩で帰ろうとしているこれらの若者達の故郷である省に対し、帰省直後の強制隔離を継続するなど責任を負うよう要請したとのことです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41313197