サムスン社員、最先端チップ技術を中国に漏洩、起訴

サムスン社員、最先端チップ技術を中国に漏洩、起訴

10月27日、韓国の検察当局は、「超純水製造装置」に関連する最先端チップ技術を中国に流出させたとして、サムスングループの元(および現)役員・社員9名を提訴したとのことです。韓国検察は、「超純水製造装置」に関連して、A氏を含む6人を拘束して起訴しましたが、起訴された他の3人は拘束していないといいます。韓国検察によりますと、サムスングループの子会社で半導体関連事業を担当していたA氏は、2018年8月に中国の半導体コンサルティング会社に転職する準備をしていた際、サムスンの技術社員から「超純水製造装置」の操作マニュアルや設計図などの中核技術情報を受け取り、流出させた疑いが持たれているということです。超純水は、水中のイオン、有機物、微生物などのさまざまな不純物を10兆分の1以下に除去した純水に近い水であり、半導体工学に必要なさまざまな洗浄作業に用いられています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41321672