【12作目】バスター・キートン監督短編

【12作目】バスター・キートン監督短編

「キートンの警官騒動」 (Cops, 1922) 大好きな女の子に気に入られるために、大金持ちになろう決意するバスター。詐欺師に買わされた家具を運搬中、警察のパレードに紛れ込んでしまいました。彼が一休みしていると浮浪者が投げた爆弾が爆発。バスターは濡れ衣にも関わらず、山のような数の警察に追われるハメになったのでした。 ※既に活弁版がアップされているので、こちらでは日本語字幕版を投稿します。 監督:Edward F. Cline, Buster Keaton脚本:Edward F. Cline, Buster Keaton主演:Buster Keaton元動画 https://youtu.be/2i4w12THCEE  ーーーーー 見どころ①:キートンの勘違いがきっかけで、就活を頑張る?おじさん見どころ②:「天才たけしの元気が出るテレビ!」の100人隊を彷彿とさせる警官の大波見どころ③:ブラックなラストシーン 100人隊の既出動画 https://www.nicovideo.jp/watch/sm4638611  ーーーーー追加情報①本作が公開された1922年3月は、強姦殺人容疑をかけられたロスコー・アーバックルに対する裁判の真っ最中でした。ロスコーを最初から犯人と決めてかかる警察へのバスターの恨みが、この映画には込められているそうです。なお1922年4月にロスコーの無罪が確定しています ②「Goat gland」は直訳すると「ヤギ腺」となります。これは1922年当時に流行していた偽医療で「ヤギの睾丸を男性に移植して、精力を増強させる」という内容だったらしいです。 ちなみにこの偽医療を提唱した人物は、John R. Brinkley(ジョン・R・ブリンクリー)。彼は医師免許はもちろん医学を勉強した経験が無いにも関わらず、無許可で医療行為をしていたのだとか。一時期は莫大な財産を築いたようですが、晩年には医療ミスへの賠償などで無一文になっています。 ーーーーー ※いつもコメントをくださる皆さん。メチャクチャ励みになります!※「このシーンの意味がわからない」「映像に映っている物は何?」などの疑問点がありましたらコメントをぜひください。分かる範囲でコメントで解説を試みます。 参考:『警官騒動』は『元気が出るテレビ』だ!?  https://gogakuno.net/cops/

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41325004