西暦1,910年1月4日エイブラハム・フレクスナーが「フレクスナー・レポート」を発表し、以下を訴えた。①アメリカの医学部に対し、より高い入学・卒業基準を制定し、教育や研究において主流科学のプロトコルを厳格に遵守する。②医療機関の改革と中央集権が必要である。③科学研究に基づく医学以外は科学的妥当性が無く、病気の予防と治療の為のワクチン等の治療を行わない医学は藪医者同然である。以下の分野を教えていた医学部は、これらのコースをカリキュラムから外すか、認定と資金援助の停止を言い渡された。一時は抵抗する学校もあったが、最終的にはほとんどが報告書に倣い門戸を閉ざした。❶自然療法(ホメオパシー・植物療法)❷オステオパシー❸漢蘭折衷❹電磁波療法❺光線療法❻物理医学④アメリカは医学部・医師が過剰であるので、155校から31校に医学部を減らし、訓練が不十分な医師を減らす。フレクスナーはジョンズ・ホプキンズ大学(アメリカのメリーランド州ボルチモア)を「小さいながらも理想的な医学部であり、イギリス・フランス・ドイツの医学教育の最良の特徴をアメリカの事情に合わせ、斬新な方法で体現している」とし、他の全ての医学部は同大学より劣っているとした。アメリカの医学部の多くは、フレクスナーの求めた水準に達しておらず、私立の医学部は閉鎖するか、既存の大学に編入することを提言した。独立した医学部は学生側の金銭的負担を大きくせざるを得ない為である。後に半数近くの大学が統廃合を行った。歴史的に黒人の多い医学部がハワード大学(アメリカのワシントンD.C.)、メハリー医科大学(アメリカのテネシー州ナッシュビル)以外全て閉鎖された。フレクスナーは黒人医師は、黒人患者のみを治療し白人医師に従属すべきであると考えていた。アメリカの大学は入学者の減少の為、男性のみの入学者選抜プログラムに戻される事となった。西暦1,833年設立の男女共学のオバーリン大学(アメリカのオハイオ州)、西暦1,861年設立の女子大であるヴァッサー大学(アメリカのニューヨーク州ダッチェス郡ポキプシー)等、女性入学者を増やし始めたばかりであった。さらには、電気療法の専門学校も閉鎖された。⑤医学研修に入る為の前提条件を増やす。一元化 公式HP https://uc-4.com/