けものフレンズ3オオミミギツネフレンズストーリー_km3

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なのね……。1話#00:152話#07:393話#13:30ケニヤ、エチオピア、ナミビア、南アフリカなどのサバンナや乾燥地に分布しているオオミミギツネは犬型のキツネとされていたが、最近ではタヌキなどが含まれるヤブイヌの仲間と考えられている。主としてシュウカクシロアリを食べるが他の昆虫を食べることもあるらしい。大きな耳の役割は点滴を素早く察知することと食物であるシュウカクシロアリを探すためだ。シュウカクシロアリはイエシロアリなどとは違って草の茎などを切り取って巣に運びそれを食べる。茎を切り取り、運ぶときに微かな音を立てる。オオミミギツネはおそらくこの音を聞きつけているのではないだろうか。シュウカクシロアリの巣は広いサバンナでは目で探しても簡単には見つからない。音を頼り効率的に探し出し、特別な構造をした口で素早く食べることができるのだ。オオミミギツネの巣は土を掘って作られ、昼間は掘り起こした土の中で寝ていることがおおい。寝ている姿は鼻から提灯でも出すのではないかと思えるほどにのどかだ。ツチブタなどが捨てた大きな巣を利用することもあり、私が南アフリカで見たものは直径が5メートル、高さが1メートルもあった。基本的に家族でくらしている、子供がいる巣を観察していると巣から出てきて遊ぶ姿がとても可愛い。南アフリカのCape of good hope(希望峰、喜望峰とも呼ばれる)の標本から、新種として記載された。希望峰は荒れる海に突き出た岬なので風が強い。その上、ヒビなども多く見られる。シュウカクシロアリも少なそうだが、こういう厳しい環境でも生きられる生命力があるのだろうか。(自然写真家 山口 進 フォト解説より)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41413147