香港紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」によりますと、EUが中国の4人の高官に対して行った制裁措置は1年延長されることになりました。 彼らは新疆ウイグル自治区での深刻な人権侵害で告発されています。 この報道では、状況を知る複数の外交官の話として、EUは新疆の人権状況に改善が見られないため、問題の制裁を12月に正式に延長したと伝えています。来週開催されるEU駐在大使会議で、人権侵害国に対する制裁措置について,協議される国のひとつに中国が含まれています。 その後、12月上旬に開催されるEU外相会合で制裁の延長が確認される予定です。2021年3月、EUは新疆の中国当局者4人に対する制裁を発表しました。 制裁の対象となったのは、新疆ウイグル自治区公安部書記の陳明国(ちん めいこく)、同自治区元副主席で公安部長の王明山(おう めいざん)、新疆生産建設兵団元党委書記の王君正(おう ぐんせい)、新疆生産建設兵団元党委副書記で政法委書記の朱海仑(しゅ かいりん)の4人と新疆生産建設兵団の公安局であります。上記の人物はEU加盟国への入国が禁止され、EU域内での資産が凍結されています。 さらに、EUから組織や個人による財政支援を受けることも禁止されています。