「狼男アメリカン」(1981)のリック・ベイカーによる狼男への変身シーン。1980年初頭ということもあり、CGは一切使用していません。手の甲がどんどん伸びていって、背骨が突き出したり、顔が突き出してマズルが形成されたりするのが、巧みな編集もあって3分程の変身シーンでありながら、とてもボリュームがあります。特殊メイクによる狼男への変身は本作が最高だと思います。これ以降の作品の変身シーンは正直言って安っぽかったりマズルが短くてどちらかというと狼人間のようになったりしています。この作品でリック・ベイカーはアカデミー賞メイクアップ賞を受賞しているも有名です。