ビデオグラフィック「サッカーの半自動オフサイドシステム」

ビデオグラフィック「サッカーの半自動オフサイドシステム」

サッカーでは、ボールおよび最後方から2人目の守備側の選手よりゴールラインに近い位置にいる攻撃側の選手はオフサイドとなる。この位置で攻撃側の選手がプレーに関与すると反則だ。明らかなオフサイドは肉眼で確認できる。しかし、脚や頭だけがオフサイドラインを越えているなど判断が難しいケースでは、審判は半自動オフサイドシステムを利用する。スタジアムの屋根に設置された12台のカメラが、毎秒50フレームで選手の体の29か所の位置を記録。そしてボールに内蔵されたセンサーが、ボールが動いた瞬間と選手の正確な位置を割り出す。人工知能がそれらのデータを組み合わせ、オフサイドであれば審判に通知する。3Dアニメーションでオフサイドの場面を再現し、スタジアムのスクリーンに映すことも可能だ。2021年のアラブカップ(Arab Cup 2021)で試験導入され、今年のW杯カタール大会(2022 World Cup)での採用も決まっているが、システム自体がオフサイドを判断する主体ではない。試合のあらゆる微妙な状況を考慮し、これまで通り審判が最終的な判断を下すことになる。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41447636