(全文) https://kakuyomu.jp/works/16817330650632610543/episodes/16817330650632646069 テンプターズの原曲:歌ショーケン https://www.youtube.com/watch?v=IUwIfXgXOoM 元子は言った。「あんた神様お参りせえへんね?」謙太「うん、そうやねん」「なんでよ?」「何か神様が信じられへんねん」「それがわからへん。理由は?」「いやあ、俺、新興宗教入ってたやろ。それで献金とかさせられたし、色々不愉快な事が多かってん」すると元子はこっちを向き直って「なんで?その宗教ってえびすさんとか、広田神社と違うやん。あんた、神社でも挨拶せえへんやん」「そや」「神様に対し奉る冒涜やで」謙太は向き直った「そうかあ?」「だって私ら子供の頃から神社仏閣には頭を下げて二拍手するのが当り前よ。あんたは当り前の事が当たり前にできひん人やな!」「うーん、いやあ、っワーグナーに『神々の黄昏』ってあるやん。あれってその通りや。結局愛によって救済されるものだと思う」「まあ、、そんなんよう知らんけどな、神様を蔑ろにしてたら、大魔神にやられるで(笑)」謙太は少し考えこんだ。「でもな、神様のない世界っておかしいなと思う事もあるよ」「ほならもう一度考え直したらええやん。献金とか強要するのはその宗教がおかしいねんで。それが全ての神様を否定する理由にはならんよ」「そうよなあ、」「新興宗教が『我こそは本物の神様だ!」と言ってるだけよ。それに騙されてるのが一部の人間。あんたもそうやったんや」「なるほどねええ。『騙された私が、アホやねん』すると、近所の友達岡村とばったり会った。「君ら、何処に行くのか?」「別にありません。新興宗教について考えてただけですわ」「なるほどなあ。新興宗教も難しいからな」「岡村さん、謙太君って新興宗教に20万も献金したんですよ!!」岡村は驚いた!「えええ???それは酷い。返してもらえや」謙「いえええ、もう無理ですよ。却ってきませんよ。領収書も残ってないし」「はーーあ。ひでえな。お前のおふくろさんとかとめなかったの?」「はい、一度も」元子らは聴いてて段々気分が沈んできた。岡村「よっし、神呪寺でも行こうか?綺麗な景色を見てたら、気分がすっきりするよ。3人はタクシーで神呪寺に向かった。景色がよく見える。(つづく)