ニュースメディア「ポリティコ(Politico)」が入手した文書によりますと、軍事、経済、政治的な目的を持つ中国共産党の「一帯一路(いったいいちろ)」構想への実質的な対抗策として、EUは今年、「グローバルゲートウェイ」プロジェクトを通じて70の途上国のインフラ建設への資金提供を優先させる予定です。EUの外交官によって、優先プロジェクトのリストが金曜日に初めて検討されました。EUの2人の幹部は、2月6日の週にリストを完成させることを目標に、今週さらに協議を行うと述べました。EUの「グローバルゲートウェイ」の最初のプロジェクトとして、黒海(こっかい)の海底デジタルケーブル、地中海と北アフリカ諸国を結ぶ海底光ケーブル、カメルーンのダムと水力発電所などがあります。2027年までに、同プロジェクトは、海外でのインフラ建設を支援するために、3,000億ユーロの公的および民間資金を調達する予定です。注目すべきは、EUもインドネシアとのエネルギー移行パートナーシップやフィリピンとのデジタル相互接続プロジェクトなど、中国の裏でいくつかのプロジェクトを計画していることです。 そしてロシアの勢力圏においても、中央アジアのハブであるカザフスタンでの水素エネルギープロジェクト、モンゴルでの2つのプロジェクト、タジキスタンでの水力発電所など、同様のことが起きていると言えます。