交響曲「白雪千夜」

交響曲「白雪千夜」

白雪千夜ちゃんのイメージソングです前奏曲+4楽章の5楽章構成「前奏曲」単一主題によるソナタ形式Grave→Allegro冒頭からコントラファゴットとコントラバスがユニゾンで重苦しい低音の動機を提示。この動機が唯一の主題である。4/4拍子。ホ短調。主題の確保かと思いきや再現部であり、あまりにも唐突に終わる。※コントラファゴットはこの楽章のみ登場。第1楽章「喪失」AdagioA-B-B'-A'の2部形式(大きく分類すると三部形式や展開部のないソナタ形式ともとれる)嬰ヘ短調序奏はフリギア旋法(Ⅱ音が半音下がる旋法)。虚無感が強い。嬰ヘ短調の主部(A)にもフリギア旋法が混じる。木管楽器で唐突に始まるBは嬰ヘ長調。4/4拍子。あの頃の思い出である。前奏曲の主題がここで挿入され、旋律はそのままにBが和声を変えて奏される。壊れちゃった……Aがハープのソロで奏でられる。※ハープはこの楽章のみ登場第2楽章「支配者」嬰ハ短調→変ロ短調→嬰ハ短調Prestissimo con fuoco6/8拍子→2/2拍子A-B-Aの三部形式黒埼ちとせの楽章異常なテンポのスケルツォ楽章。※弦楽器の虐待シーンあり※金管楽器の虐待シーンあり※木管楽器の虐待シーンあり第3楽章「蠱惑」変則的なロンド形式Allegro Moderato(Tempo di Waltz)ロ長調主部はロ長調を基調とするが、転調を繰り返す。中間部はロ短調だがフリギア旋法。ト長調にもホ短調にも聞こえる。第1楽章の主題が挿入される。再現部が短縮されてコーダとなっている。短調か長調かわからないまま終わる。※この楽章のみタンバリンとグロッケンシュピールが登場。※金管楽器の虐待シーンあり第4楽章「決意」序奏付きソナタ形式Andante→Allegro vivace→Andante ホ短調序奏はホ長調で一筋の光が差す。第1主題はホ短調で主題の一部にシューマンの「マンフレッド序曲」が引用されている。(マーラーも交響曲第6番で引用していたのでセーフ)オーボエで奏される第2主題はハ長調。展開部では前奏曲の動機や第2楽章の主題、楽曲・Fascinateのフレーズが引用される。「あなたの幸せ、私の幸せ」これが白雪千夜の決意だコーダでは序奏が再現される。チューブラーベルはこの楽章のみ登場。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41725488