中国ステマ工作員 蔡総統のフェイスブック攻撃

中国ステマ工作員 蔡総統のフェイスブック攻撃

台湾の国家安全情報筋は、中国が直接中国のネットマーケティング会社に委託し、中国ステマ工作員を立ち上げ、蔡英文総統と蘇貞昌前行政長官のフェイスブックを攻撃していると指摘しました。中国がステマ工作員を使って台湾のネット世論に影響を与えることが、台湾国家安全保障部門によって解読されました。このモデルの第1層では捨てられた偽アカウントを使って投稿し、外国人が管理する第2層のフェイスブックファンがスクリーンショットの撮影や共有を支援し、第3層では多数の人間のアカウントを使って流通を拡大し、第4層では第3層の偽アカウントを使って中国人がよく使うフェイスブックの公開グループに共有するというモデルで、上記の方法により、物議を醸すメッセージのヒット率とクリック数が増加し、中国人がコンテンツを他のフェイスブックグループ、もしくはLINEのクローズドグループに転送し続けるように誘導し、これは、「台湾民衆を洗脳し、戦わずして軍隊を倒す」という中国の最終目標を達成するために利用されました。情報によりますと、中国は上記の操作を通じて昨年の「9対1」選挙に関与した後、次の段階として2024年の「2対1」選挙に影響を及ぼすように仕向けているとのことです。台湾の国家安全保障当局は、メディア・リテラシーの意識を高め、外国勢力が台湾の民主主義と自由を容易に損なうことを許さないよう、国民に呼びかけています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41760901