アメリカ国務省高官は、土曜日にアメリカ軍によって撃墜(げきつい)された中国のスパイ気球が、通信信号を監視できる電子監視技術を使用していたと断定し、アメリカ政府は気球の打ち上げに関与した中国企業に対して制裁措置を取る予定であると述べました。同高官は、アメリカ軍の高高度偵察機U-2が撮影した高解像度画像から、高高度気球が信号情報収集活動を行うことが可能であることが判明したと指摘しました。この気球は、中国が監視活動のために開発した気球飛行船隊の一部で、監視活動は通常中国人民解放軍の指揮下(しきか)に置かれています。これらの気球は世界の五大洲(ごだいしゅう)、40カ国以上の上空を通過しており、アメリカ政府はこの状況について関係各国と連絡を取り合っています。アメリカは現在、中国のスパイ気球の侵入をめぐり、中国人民解放軍に関連している中国企業に対する制裁措置を検討しています。バージニア州の連邦捜査局の研究所は、気球の残骸の分析を続けており、アメリカは気球が高高度を飛行中に電子監視技術を使用していたと断定しました。