カンボジアで、H5N1型の高病原性鳥インフルエンザに感染した11歳の少女が、2月22日に死亡したことが分かった。国内当局が24日に発表した。カンボジアで人への感染が確認されたのは2014年以来初めて。国際獣疫事務局(WOAH)によると鳥インフル感染や大量殺処分で2億羽以上の鳥が死んだという。世界保健機関(WHO)は哺乳類への感染拡大を指摘したが、ヒトへの感染リスクは低いとの見方を示している。カンボジアで、鳥インフルエンザに感染した11歳の少女が2月22日に死亡。保健当局は23日、同国南部にある少女の家を消毒した。カンボジアで、H5N1型の高病原性鳥インフルがヒトに感染したのは2014年以来初めてだった。南部プレイベン州に住んでいたこの少女は、16日に高熱と咳で倒れた後、H5N1型鳥インフルエンザと診断。症状が悪化し、22日に死亡したという。父親もH5N1型陽性と診断されたが、症状は出ていないという。保健当局は、少女と接触した他の人々の検査も行っており、死亡もしくは病気の動物には触れないよう呼びかけている。鳥インフルは過去1年間、世界中の農家に記録的な被害を与えた。国際獣疫事務局(WOAH)は2月中旬、ロイターに対し、鳥インフル感染や大量殺処分により2億羽以上の鳥類が死んだと説明した。1月中旬以降、ペルーで数百頭のアシカが鳥インフルで死んだ。専門家らは、哺乳類への感染に対し警戒を強めている。世界保健機関(WHO)は2月初め、H5N1型の哺乳類への拡大を指摘。ただ、ヒトへの感染リスクは低いとの見方を示した。