米政府、露軍を支援する中国企業5社を制裁リストに追加

米政府、露軍を支援する中国企業5社を制裁リストに追加

2月24日、バイデン政権は貿易制裁リストに13団体を追加しました。 この措置は、ローテク消費財を含むロシア軍への支援を断つことを目的としています。この中には、AOOK(エイ・オー・オー・ケイ)テクノロジー、北京天泰科学技術発展(ペキンTi-techサイエンス&テクノロジー)株式会社、北京昀泽(ペキンいんたく)テクノロジー株式会社、HEAD航空宇宙技術有限会社(ホデックス エアロスペース テクノロジー リミテッド)とそのフランス・オランダ子会社、最後に中国長沙天儀(ちゅうごく ちょうさ てんぎ)宇宙技術研究所有限公司(うちゅう ぎじゅつ けんきゅうじょ ゆうげんかいしゃ)とそのルクセンブルグ子会社など、中国共産党系企業5社が含まれています。アメリカ商務省産業安全保障局(BIS)によりますと、上記の企業はロシア軍を支援し、アメリカの外交および国家安全保障上の利益を侵害した疑いがあるということです。 これらの企業が制裁リストに含まれることにより、アメリカ企業は、アメリカの輸出管理条約EARが適用されるすべての製品および技術の輸出、再輸出、移転について、アメリカ政府からのライセンスを申請する必要があります。これら5つの中国共産党系事業体については、アメリカ政府は原則的にライセンスの付与を拒否しているということです。制裁を受けたホデックス・エアロスペース・テクノロジーは、衛星通信、衛星データフュージョンなどの事業を行い、中国共産党の有人宇宙飛行、月探査、北斗ナビゲーションなどの主要宇宙ミッションに参画しています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41870975