ブリンケン氏、中国共産党によるウイグル人への侵略を非難

ブリンケン氏、中国共産党によるウイグル人への侵略を非難

アメリカのブリンケン国務長官は3月2日、ビデオを通じて国連人権理事会で演説し、中国共産党が新疆(しんきょう)ウイグル自治区(じちく)のウイグル族やその他の少数民族のイスラム教徒に対してジェノサイドと人道に対する犯罪を犯していると非難しました。「アメリカは、中国共産党政府が新疆ウイグル自治区のイスラム教のウイグル族やその他の少数民族に対して行っているジェノサイドと人道に対する犯罪に重大な懸念を持ち続けています」とブリンケン氏は述べました。彼は、2022年8月に国際連合人権高等弁務官(べんむかん)事務所が発表した報告書を引用しました。報告書には、中国共産党が新疆ウイグル自治区のウイグル族に対して恣意的(しいてき)な拘束(こうそく)、拷問(ごうもん)、性的暴力、暴力などの深刻な虐待(ぎゃくたい)を行ったことが確認されました。アメリカ政府は、新疆ウイグル自治区でウイグル族などの少数民族を虐待しているとして、一部の中国共産党幹部や企業に対して制裁(せいさい)を行っています。世界人権宣言の採択75周年を記念したスピーチで、ブリンケンは、人権は普遍的(ふへんてき)かつかつ分割できないものであり、最も弱い立場の人々の保護を含め、世界的にそれを守ることが重要であると強調しました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41889078