とも子の洋裁店

とも子の洋裁店

この曲は、レスピーギの古いリュートのためのアリアと舞曲よ。映画ってのはね、見てる人が楽しければそれでいいんだよ。難しく考える必要はないんだ。でもね、とも子のクラスを映画に撮ろうとすると、自分が惚れてるから、君ばかり撮ってしまう。すると映像はトモちゃんが中心になるわな。そこでおいらはセーブして、とも子は少し影に回ってみんなを前にして演技するんだ。とも子を主人公に映画撮るとすると、まず道端にミシンの音がする。すると裁縫の店だ。中に入ると、とも子が下向いてミシンをかけてる。彼女は集中している。2階から呼ぶ声がする「とも子さん、お腹空かない?」呼ぶのはとも子の友達、桂子、店の店主でもある。「うん、お腹空いたわ。」桂子「肉すきでどう?」と「でも、肉すきって季節外れじゃない?」桂「なんで?」と「普通は3月には季節替わりでメニューが変わるわよ」桂子「じゃあ食べ納めってことで今年最後に食べようよ」とも子「わかった。縫物休憩するわ」彼女は取り敢えず、縫物を片付けて、二階にあがった。-----まあこんな風だ。甲陵の先生が全校集会で「将来映画監督になれるような逸材もあった」ってべた褒めしてくれたのは本当だよ。でも、お金がかかるしねえ。移動とかで無理だろうな。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41890225