フランスパスツール研究所、中国科学院との協力関係を中断

フランスパスツール研究所、中国科学院との協力関係を中断

科学誌ネイチャー(Nature)、2023年3月8日の掲載内容によると、フランス・パスツール研究所が中国科学院(CAS)との協力関係を断ち切り、中国科学院・上海パスツール研究所での指導を撤回することを明らかにしました。中国科学院・上海パスツール研究所は、中国科学院が全面的に管理し、名称を変更する予定だと報じました。公開情報によると、上海パスツール研究所は、2004年10月11日にフランスのジャック・シラク元大統領(Jacques René Chirac)の立会いのもと、中国科学院とフランスパスツール研究所が共同で設立した、ヒト感染症に関する基礎研究と関連技術応用を行う総合研究機構です。2017年から、上海パスツール研究所の共同創設者により、中国科学院・上海パスツール研究所に改名しました。同研究所には、中国科学院の分子ウイルスおよび分子免疫の重要なラボ、微生物、発達と健康研究センターなどがあり、ともに最初の「国立国際共同研究センター」の一つになります。2005年から2010年まで、上海パスツール研究所に勤務していたウイルス学者、日本愛知県豊橋市にある福祉村病院の豊田哲也(とよだ てつや)医師は、同研究所が中国共産党政権向けに、バイオセーフティーやウイルス学の研究者を多数養成していたと述べました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41922704