さいドロにおける、くっつき優先順位その2

さいドロにおける、くっつき優先順位その2

アツマール消滅後の、さいドロ6×6の移転先(外部サイト) https://qawsedrft1.gitlab.io/storage/sm41957093 の続編。今回もまた、「本来なら反転性を持っているべきなのに反転性がない」ような例を見ていく。#00:00 最後に出てくる「33」の扱いによって、反転性の成否が決まる。今回は33の高さが同じなので、前回のように高低差を利用した順位付けはできない。しかし、片方の3は22から作られており、もう片方の3は111から作られているので、この差を用いて何か新規のルールを定義すれば、片方の3に(無理やり)高い優先順位を付与できる。一般的に、「複数個の x で作られた z 」vs「複数個の y で作られた z 」という比較が発生したとき、単純に x と y を比較して、その値が大きかった方を優先させるというルールを設けてみる。すると、今回の場合は「複数個の 2 で作られた 3 」vs「複数個の 1 で作られた 3 」という比較なので、単純に 2 と 1 を比較して、前者の方が優先されることになる。つまり、22から作られた3の方が、もう片方の3を吸収することになる。さいドロ6×6では、実際にこのルールを取り入れて実装している。#00:11 上の例と本質的に同じ。#00:22 片方の3は22から作られており、もう片方の3は111から作られているので、上記のルールを取り入れている場合、前者の3の方が優先順位が高い。ここでさらに、この優先順位の差が維持されたままで「444」に到達できるような実装であるならば、反転性が保たれることになる。さいドロ6×6では、実際にそういう実装になっている。#00:34 上の例と同じ原理を組み込んだ極端な例。反転性が崩れる実装の場合、連鎖数が大きく変わってしまう。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41957108