習近平主席、外国企業の中国撤退を止められず

習近平主席、外国企業の中国撤退を止められず

日本の通信会社ソフトバンクが中国へのエクスポージャーを制限し、現金を調達するために中国の電子商取引大手アリババの株式の大半を売却し始めたことについて海外メディアが報じた後に、中国電子商取引会社アリババの香港上場株は4月13日の昼の取引で5.2%急落し、市場価値は130億アメリカドルが蒸発したと分かりました。日本ソフトバンクの孫正義(そん まさよし)会長は、昨年290億アメリカドルのアリババ株を売却した後、今年も72億アメリカドルのアリババ株を前払式先渡(さきわたし)契約(PFC)により売却しました。 これらの契約は、ソフトバンクに株式を買い戻すオプションを与えていたにも関わらず、ソフトバンクはPFC取引を実行し、株式を売却することを選択しました。これは、アリババにとって長年の資本主(しほんぬし)であるソフトバンクが、近年中国共産党政府からの厳しい監査下に置かれ、同社や他のテクノロジー企業の株価が急落していることから影響を受け、大規模な撤退を始めていることを意味するだろうと考えられます。中国のビデオゲーム大手テンセントの株価も今週、最大の株主であるプロサス(Prosus NV)がテンセント株の売却を続けていることから5.3%下落したとの事です。オランダの投資グループであるプロサスは、40億アメリカドル以上のテンセント株を香港に上場し、買い手の可能性を探っており、その他の中国の長期投資家も、中国資産へのエクスポージャーを減らすために動いているようです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42106087