グリプス戦役中期に投入された可変MS / MA(TMS / TMA)の戦果を受け、ティターンズ内ではTMS及びTMAのみで構成された部隊の設立が策定された。その指揮官機として計画された機体がドゴス・ギアのニュータイプ部隊でも運用されたRX-110 カブスレイの流れを汲むRX-110B ガブスレイβである。ベース機となるRX-110はムーバブル・フレームを利用した複雑な変形構造から生じる整備性やコスト面の問題から量産は見送られたが、MS / MA両形態での基本性能の高さから再設計された。変形構造はベース機のまま、頭部は指揮官機に必要なセンサー類を強化。主兵装には遠距離砲撃性能を強化したフェダーイン・ライフルMk-Ⅱと、MA形態時での推進機能を合わせ持つマルチ・シールドが用意された。また肩部のメガ粒子砲をオミットした代わりに、ベース機にはなかった実弾兵装としてミサイル・ポッドを腰部に増設している。グリプス戦役後期のティターンズ、エゥーゴ、アクシズの三つ巴の戦いに本機を指揮官機にした部隊が投入されている。